浅間山の溶岩石
「あ」 浅間のいたずら 鬼の押し出し
江戸時代の1783年8月5日(天明3年7月8日)に発生した浅間山の大噴火「天明大噴火(てんめいだいふんか)」を読んだ札です。
浅間山史上最大で最悪の災害をもたらした噴火であり、「天明の浅間焼け(てんめいのあさまやけ)」とも呼ばれています。
この噴火は前掛山山頂火口(釜山火口)から発生し、主として北側の山麓(現在の群馬県嬬恋村や長野原町など)を中心に大被害を出しました。
特に鎌原村(現・嬬恋村大字鎌原地域)は、この時の火砕流や土石なだれでほぼ壊滅したことで知られ、村の人口の約8割にあたる477人が死亡しました。
上毛かるた「あ」の札に読まれている「鬼の押し出し」という言葉は、この大噴火で形成され「鬼押出し」と名付けられた浅間山北側の溶岩地形から来ています。
出典: 「天明大噴火」『Wikipedia:フリー百科事典』より。
2024年6月日 (金) 10:26
URL:https://w.wiki/4F$c